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デメリットのあるところにこそ、ビジネスチャンスがある

小倉昌男氏は、父の経営していた大和運輸に入社し、24年後の昭和46年に社長に就任しました。

しかし就任したばかりの小倉氏を襲ったのはオイルショック後に運輸業界を襲った不況でした。

当時運輸業といえば大企業と契約し、物流するスタイルが一般的だったそうです。

不況の折、小倉氏はある決意をしました。


それは、大企業との契約を全て解消し、個人向け宅配事業へ転向するということでした。

『そんなの何も難しい事じゃないじゃん。』

現代では個人向け宅配が当たり前になっていますのでそう思うと思います。

しかし、ここに辿り着くまでには色々な問題や障害があったそうです。

当時確立していなかった『全国展開』にも運輸省が難色を示したそうです。

それは運輸業の認可を各都道府県が管理・交付しており、全国へ配送ネットワークを作るということ自体想定されていませんでした。

この様な問題を解消し、乗り越えることで今の『宅配便』が成り立っているのです。


この話を聞いて私の所属する会社も似た部分があるなと思いました。

我が社は資本金3億円に満たない企業です。

従業員数も1000人に及びません。

私は容器を作る仕事をしていますが、群を抜いた大企業があります。

そこは発注単位も10万個からとまさに大企業向けの商品を取り扱っていました。

しかし我が社の創設者は、短納期、少数個販売対応の先駆者でもあります。

また今まで業界では【オーダーメイド】が当然でしたが、我が社では≪既製品≫を作るという方向性になったのです。

これはある意味ものすごいリスクでした。

既製品を作るということは金型を自社で保有しなければなりません。

金型開発費は裕に1000万円を超えます。

また、売れるかわからない製品を、リスクを恐れず商品化していったのです。

現在では約1500種類の既製品の中からお客さんは自分の商品に合った容器をチョイスできるまでになりました。

現在我が社の取引先は、大手であっても約2%前後の売り上げです。

大小様々なお客さんによって支えられています。

少数個・短納期というと現代当たり前になってきましたが、我が社もいち早くそこに取り掛かりました。

非常に大きなリスクを抱えてでもこの方針は曲げませんでした。

一人ひとりの従業員も一生懸命仕事をしました。

金型保有数は1000を超え、この資産だけでも相当な金額になります。

しかしあえてこの分野を確立させたんです。

手間も掛かるし、莫大な資金も必要です。


創業後60年を過ぎ、まだまだ発展の準備をしています。

本当に大切なこと。

それはリスクをチャンスに変える発想力なんだと思いました。



小倉昌男『心に響く名経営者の言葉』より
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