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『便利なもの』は人をものぐさにする。助けてくれという人を助ける『必要なもの』を作るべき

ないものを作れば、それは売りやすい


三鷹光器には、便利なものではなくて、必要なものだけ作るというポリシーがあるそうです。

三鷹光器とは観測機器や医療機器、ロケットの搭載機器を作ったりと、まさにお客さんの希望に合った製品を作っている会社です。


便利というのは、要するにものぐさになればいいということ。

こういうものを作るより、本当に欲しがっているものを作る方が理に適っている。

例えば医療機器の場合、『助けて下さい』というものを作れば、その人は本当に感謝してくれる。

商売でもそういう必要なものの方がいいわけです。


こう話したのは三鷹光器会長の中村義一氏です。

確かに人の欲するものを作ることができれば、商売としてこれ以上に売りやすいものはありません。

しかし、なぜ欲しがっているのかと言えば、やはりそれは世の中にないものだからです。

三鷹光器という会社はそのような世の中にないものを作る技術に長けています。

これは所属している従業員さんたちが、常にものづくりを考え、蓄積された想像力があってこそできる仕事です。

お客さんの依頼に、『無理だ』と言わず、『こうすればいいんじゃないですか』と提案出来る引き出しをたくさん持っているんです。

これは社風そのものが生んだ意識だと思います。

仕事に無理だと言わない経営。


世の中にない製品を生み出すというのは経営的にもリスクがあります。

しかしこのリスクさえも今までのノウハウの積み上げによって回避できています。

そして生み出した製品は、独占的に販売できます。

まさに商売のイロハがここにあります。

たくさんの会社が取り扱っているものは、どこでも買える商品です。

しかし、三鷹光器の作った商品は三鷹光器でしか買えません。

お客さんから訪ねてきてくれるんです。

物があふれている現代において、優良なモデル企業です。


しかし日本という国はその会社が作っている商品を評価するのではなく、会社の規模を評価する傾向にあります。

世界的技術に長けたこの企業も、資本金1000万円のいわば中小企業です。

日本では『町工場の商品』に過ぎない評価を受けてしまいがちです。

本当の良さは、使う人にしかわからないのかもしれませんが、私はこの企業で是非働いてみたいと思いました。

会社に規模でなく、取り扱っている商品に対する情熱、企業理念が会社の存在価値だと思います。




なかむら・よしかず

1931年生まれ。国立東京天文台、府中光学を経て、1960年3月友人と三鷹光機製作所設立。1966年三鷹光器を設立、社長就任。1994年代表取締役会長就任。宇宙ロケットの搭載機器、南極観測隊の観測機器、代望遠鏡、脳外科手術装置など最先端の精密機器を数々世に送り出している。


三鷹光器会長中村義一『カンブリア宮殿村上龍×経済人社長の金言より』
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